GOLD(XAUUSD)トレード戦略レポート(2026/5/4~5/10)

1. 先週(4/27〜5/1)のレート変動と振り返り

収集した日々のクローズ価格に基づき、先週の動きを総括します。

日付始値高値安値終値(クローズ)前日比
4/27(月)$4,707$4,728$4,667$4,682-0.54%
4/28(火)$4,682$4,701$4,555$4,596-1.82%
4/29(水)$4,596$4,610$4,510$4,544-1.14%
4/30(木)$4,543$4,647$4,539$4,621+1.70%
5/01(金)$4,626$4,636$4,576$4,582-0.96%
  • 相場観の総括:先週は水曜日のFOMCにて「インフレの高止まり(中東発のエネルギー価格上昇)」が指摘され、金利据え置き(3.50%-3.75%)が決定。これによりドル高が進行し、GOLDは一時 $4,510 まで急落しました。木曜日のPCEデフレーターが市場予想の範囲内(前年比3.2%)だったことで買い戻しが入りましたが、週末にかけては再び $4,600 を割り込むなど、「戻りの鈍さ」が鮮明になっています。

2. 次週の重要経済指標スケジュール(5/4〜5/10)

今週は雇用統計週の翌週にあたりますが、週後半の雇用関連データに注目が集まります。

日付時間(日本)指標名注目度
5/4(月)23:00🇺🇸製造業受注★★★
5/5(火)23:00🇺🇸ISM非製造業景況指数★★★★
5/7(木)21:30🇺🇸新規失業保険申請件数★★★
5/8(金)21:30🇺🇸平均時給 / 非農業部門雇用者数(4月分・確報)★★★★★
23:00🇺🇸ミシガン大学消費者態度指数★★★★

3. 市場の注目点(事実に基づく分析)

  • FOMC後のドル高トレンド継続かFRBが「データ依存」の姿勢を強調したことで、金利先物市場では年内の利下げ回数への期待がさらに後退しています。今週発表されるISMや雇用データが強い結果となれば、GOLDは一段安を試す展開が想定されます。
  • 中東情勢とエネルギー価格FOMC声明文でも言及された通り、中東情勢に伴うエネルギー価格の上昇がインフレ鈍化を阻害しています。地政学リスクが「金買い」よりも「インフレ=高金利=金売り」として意識され始めている事実に注意が必要です。

4. テクニカル分析(意識される節目)

先週のクローズ価格と変動幅から導き出した事実ベースのラインです。

  • 🔼 重要レジスタンス:$4,640 – $4,700先週木曜の戻り高値($4,647)付近。ここを明確に日足終値で抜けない限り、下落トレンドの継続と判断します。
  • 🔽 重要サポート:$4,500 – $4,520先週、死守した最終防衛ラインです。ここを割り込むと、心理的節目である $4,400 および3月安値圏への再突入が現実味を帯びます。

5. 運用上の注意(プロップファーム・EA)

  • トレンド転換の再確認先々週までの「V字回復期待」は、先週の $5,000 遠のきと $4,600 割れによって一旦リセットされました。EAの設定が「買いバイアス」に偏っている場合、現在の「戻り売り」優勢の相場に適応しているか再点検してください。
  • 金曜21:30の雇用関連データの「滑り」金曜日は雇用者数の確報値が出るため、指標時の乱高下でプロップ口座の Daily Drawdown(1日損失制限)をオーバーするリスクがあります。発表30分前にはポジションを整理し、安全を確保することを強く推奨します。