GOLD(XAUUSD)トレード戦略レポート(2026/3/30~4/5)

1. 先週(3/23〜3/27)のレート変動と振り返り

今週のクローズ価格を収集し、日々の変動を把握した結果、歴史的なボラティリティを記録しています。

日付始値高値安値終値(クローズ)前日比
3/23(月)$4,491.66$4,536.32$4,098.87$4,407.62-1.86%
3/24(火)$4,413.83$4,484.27$4,306.15$4,474.44+1.52%
3/25(水)$4,473.51$4,602.64$4,456.13$4,506.55+0.72%
3/26(木)$4,511.80$4,544.46$4,350.78$4,405.31-2.25%
3/27(金)$4,405.29$4,475.21$4,375.81$4,433.57+0.64%
  • 相場観の総括:月曜日に瞬間的に $4,098 まで突っ込むパニック売りが発生。その後 $4,500 回復を試みるも、木曜日に再び $4,350 付近まで売り込まれるなど、非常に不安定な推移です。$5,000 を完全に割り込んだことで、これまでの強気トレンドは崩壊し、現在は $4,400 近辺を軸とした「底値模索」の段階にあります。

2. 次週の重要経済指標スケジュール(3/30〜4/5)

4月入りの週となり、雇用統計を筆頭に米国の重要指標が集中します。

日付時間(日本)指標名注目度
3/30(月)21:00消費者物価指数(CPI)★★★
3/31(火)18:00消費者物価指数(CPI)★★★
4/1(水)21:15ADP雇用統計★★★★
23:00ISM製造業景況指数★★★★
4/3(金)21:30雇用統計(非農業部門雇用者数/失業率)★★★★★
23:00ISM非製造業景況指数★★★★

3. 市場の注目点(事実に基づく分析)

  • 「有事の金」vs「現金化の売り」中東情勢の緊迫化による原油高(ブレント原油 $100 超え)がインフレ懸念を再燃させています。本来は金買い要因ですが、現在はボラティリティ過熱に伴う「レバレッジ解消(強制決済)」や「現金確保」の売りが優先されている流動性枯渇の状態です。
  • FRBの利下げ期待の後退最新の市場データでは、2026年内の利下げ確率が大幅に低下しています。金利低下を期待した金買い勢が撤退していることが、上値の重い主因です。

4. テクニカル分析(意識される節目)

直近のクローズ価格と変動幅から導き出した事実ベースの節目です。

  • 🔼 重要レジスタンス:$4,500 – $4,540先週の戻り高値であり、週間の終値で超えられなかった壁です。ここを抜けない限り、戻り売り優勢の地合いが続きます。
  • 🔽 重要サポート:$4,200 – $4,300月曜のパニック安値($4,098)を除けば、実体として意識されている最終防衛ライン。ここを割ると、200日移動平均線が位置する $4,200 付近まで真空地帯となります。

5. 運用上の注意(プロップファーム・EA)

  • ドローダウン管理の徹底(1日損失制限)1日の変動幅が 200ドルを超える異常事態です。通常のロット数では、一瞬の逆行でプロップファームの失格条件(Daily Drawdown)に抵触します。ロットを通常の 1/4 以下に下げるか、ボラティリティが収まるまで静観を推奨します。
  • 週末の窓開け・週明けの流動性金曜が祝日明けとなるため、月曜朝のスプレッド拡大は通常より激しくなる可能性があります。